こんにちは。
進学指導塾・成学館の成澤です。
先月のお知らせ(4月号)にて『「他の変化に気付くという点」をブログで詳しく説明します。』ということを遅くなりましたが、書きたいと思います。
学習、それ以外にも言えるのですが、大切なものの一つに「復習・反省・フィードバック」があります。
これは、自らを省みて、次の一歩を踏むためのものですが、これがしっかりと出来ていたら、あとはその反省の仕方・着眼点などに注視すれば良いのですが、なかなかこれが簡単なようで難しいのです。部活動なんかでも、何回走らされるか分からない走り込みに、「もう1回!!」と声がかかるごとに、たいていの人は気持ちが緩んでいきます。
そこに「ここまでよくくらいついてきてるな!もう1回!!」「ダレるところなのに丁寧に走れてるな!もう1回!!」と過程を見てあげられると、次に繋がる材料になります。
では、学習において思った以上に成果が出なかった場合、答案を見て
・普段チャレンジしない問題にチャレンジしようとしている
・前回取れなかったところでとれるようになった
・答案を丁寧に扱うようになった
・答案の得点に折り目を付けてきた(これは、現在の点に対し、恥ずかしい、ヤバいというサインの一つです)
・問題用紙に落書きがなくなった
などに着目し、(小~高校生の保護者様に向けて書いているので、不要な部分もありますが)そこから課題提示すると生徒も次につながるのではないかと思います。
よくあるのが、数学は上がったけど、理科が下がったからダメだね。といった発言です。
下がったことは決して良くありませんが、『前回理科でやれたことと、今回数学でやれたことを同時にするにはどうしたら良いと思う?できたらめちゃ良くなるんじゃない?』という問いかけで、生徒は救われ次への一歩が踏み出せます。そして考えて動くようになります。
その辺りの見方などは、ここでは書き尽くせないのでこれから始まる面談にて注目していただけたらと思います。
あらゆるところにモチベーションUPにつながる種は落ちていますが、それが芽生えることなく見落とされてることが多々あると感じております。